眉アートメイクとは?
眉アートメイクは、眉の皮膚に医療用の針で色素を入れ定着させる、汗や水で落ちないメイクのことです。
アートメイクを「顔に刺青をいれること」と認識されている方もいるかもしれませんが、刺青とは違い、時間の経過と共に少しずつ色素が薄くなっていくため「メイク」とされています。
ひと昔前のアートメイクは危険だった!
現在アートメイクは、医師または医師の指導を受けた看護師のみ、施術をすることができます。
しかしながら、以前は医師のいないエステサロンなどでアートメイクが行われていました。
未熟な技術や質の悪い染料により、腫れや痛みなどの皮膚障害を起こしたという被害の訴えが、国民生活センターに数多く寄せられたのです。
このような事態を受け、平成13年に法改正がされましたが、まだ一部の悪質なエステサロンなどでは低価格で悪質な施術が行われているため注意が必要です。
眉アートメイクのメリット
眉アートメイクには、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット1.すっぴんでも盛れる
眉がないと、目元がぼんやりとした印象になってしまいますよね。
眉アートメイクをすれば、すっぴんでも目元をはっきり・きりっと見せてくれます。
メリット2.化粧が楽
眉を上手くメイクできないというお悩みを持つ方は多いです。
左右対称にするは、なかなか難しいですよね。
眉アートメイクをすることで、毎日のメイク時間を大幅に短縮することができます。
メリット3.理想の眉になれる
眉毛の量や長さが足りず、理想の眉になれないことがあります。
また、細眉が流行っていた時代に眉毛を抜きすぎていた人は、新しい毛が生えてこないことがあります。
眉アートメイクなら、形や濃さ・色を整えられるため、理想の眉を作ることが可能です。
眉アートメイクのリスク
メリットがわかったところで、次はデメリットを確認しておきましょう。
デメリット1.すぐには眉の形が変えられない
ヘアメイクには流行がありますよね。
通常のメイクなら、流行や髪の色に合わせて眉の形や色をいつでも変えられますが、眉アートメイクは1年ほどは持続するため、流行遅れになることがあります。
もしすぐに眉アートメイクを消したい場合は、クリニックでレーザーなどを使って除去しなければならないため、お金や時間がかかることになります。
デメリット2.眉だけ不自然に目立つ可能性がある
お顔立ちにもよりますが、他のパーツが控えめだった場合、アートメイク後のすっぴんが眉だけ悪目立ちして不自然になってしまう可能性があります。
デメリット3.時間の経過で色が薄くなる場合がある
アートメイクは刺青とは違います。
時間の経過と共に薄くなるため、キープするにはメンテナンスを行う必要があります。
最新眉アートメイクは進化している
以前の眉アートメイクは、皮膚組織の深くに色素を入れていた為、長期的な効果を持たせることができました。
しかし、流行に合わせて眉の形を変えられないため、結局クリニックで色を抜いてもらう、なんてことも。
また、眉頭から眉尻まで、均一の濃さでインクをベタ塗りしたような眉になってしまい不自然でした。
これに対し最新の眉アートメイクは、皮膚組織の浅いところに針で一本一本毛並みを書くように色素をいれるため、ふわっとした自然な眉になれるのです。
また1年ほどで落ちるため、効果を持続させるためにはメンテナンスが必要ですが、逆に言えばその時の流行に合わせた眉に変えられるため安心です。
失敗しないために!クリニック選びで気をつけるべきポイントは?
最新の眉アートメイクは、自然に仕上がるため、メイク時間短縮などのメリットを考えればとても魅力的です。
失敗しないためには、どのようなクリニックで施術を受けるべきか、ポイントをまとめました。
ポイント1.実績の数
仕上がりは、施術をする医師に技術力が全てです。
クリニックのホームページを確認し、実績の数が多いクリニックを選びましょう。
症例写真をたくさん掲載していると尚よいです。
ポイント2.施術前に診察があるか
皮膚障害やアレルギー反応を起こさないために、身体の状態をしっかり診察してくれるクリニックを選びましょう。
ポイント3.丁寧なデザインの共有があるか
せっかく施術をうけても、自分の理想の眉に仕上がらなければ意味がありませんよね。
丁寧にデザインの要望を聞いてくれて、仕上がりのイメージを共有できる医師の施術を受けることが大切です。